平成22年度 福井県少年柔道教室
日時 平成22年 10月 23日(日) 9:30〜  大会会場 福井県立武道館

 平成22年度 福井県少年柔道教室

福井県立武道館の畳の老朽化に伴い、今回 国際ルールに即した新しい畳を購入しました。
また、新しい畳のお披露目会を兼ねて、オリンピックメダリストの 楢崎教子先生を講師に迎え、少年柔道教室を開催しました。

先ず、楢崎教子先生より 柔道の理念に関するお話がありました。
柔道の理念(りねん)とは、「柔よく剛を制す」の柔の理から「心身の力を最も有効に使用する」方法で「精力善用(せいりょくぜんよう) 自他共栄(じたきょうえい)」 の8文字に集約されます。小学生には難しいかもしれませんが、この事を覚えて欲しいと話がありました。

次に 実技指導として、以下の実技指導がありました。
寝技の指導
1.エビの実技指導
エビの動作のポイントは、動作の速さでは無く、押さえ込みに来る相手との間に、片足確実に入れる動作を意識する
2.下に成った時の足裁き
下に成った時の動作のポイントは、相手が、足を払って横に移動する際に、足を交差させ、常に相手と正対する様にする
3.下から相手を返す動作
下から相手を返す動作のポイントは、相手の両脇より手を差し入れ、且つ両足を相手の足を制止、相手を伸ばす様にする。
実際に、相手を返す場合は、返す方の脇を掬い、同時に相手の膝(足)を蹴り、相手を返す。

立ち技の指導
1.相手を投げた後の体裁き
動作のポイントは、相手を投げた後、袈裟固めに入る方向に体を裁く事、(反対に回った場合 返される可能性がある)
2・大内刈り
大内刈り動作のポイントは、刈足を動かさずに、動きの中で軸足を刈足に寄せて、大内刈りをしかける。
又、合四つの場合、相手が引く力を利用して仕掛けると、より技に加速が出る。
3.体落とし
体落とし動作のポイントは、動きの中で相手が横移動するタイミングで、軸足を踏み込み(崩し)、そのまま体を回します。(作りと掛け)
その際に、背負い投げの様に相手を背中に乗せない様にする。

今回の講師:楢崎教子先生のブログ

http://athlete55.com/narazaki-noriko/

柔道教室 風景

福井県少年柔道教室  開会式 
   
開会式  長谷川 会長挨拶 
   
講師 楢崎教子先生の挨拶   
   
エビの指導をする楢崎先生  エビの指導をする楢崎先生  
   
足さばきを指導する楢崎先生  足さばきを指導する楢崎先生  
   
 返し技を指導する楢崎先生  返し技を指導する楢崎先生 
   
  返し技を指導する楢崎先生 大内刈りの指導する楢崎先生 
   
 練習風景 練習風景 
   
練習風景  練習風景 
練習風景 練習風景
練習風景 閉会式